構造物の維持管理を行う上で目視による点検は最も基本的な作業となります。
しかしながら、検査路が無い構造物や設備が不十分で目が届かない部位があるなどの事案があり、点検が困難になる構造物もあります。
高所作業車や橋梁点検車での点検では目が届かない場所や調査が危険な部位、従来の点検では仮設足場・ゴンドラなど大掛かりな設備を必要とする部位などにUAVが活用できる機会があると当社では考えます。
撮影した映像は高解像度の動画データにて納品いたしますので、今後の修繕計画を立てる上での資料としてご活用いただけます。
~斜張橋の主塔およびケーブルの損傷状況の外観調査の例~
当社が協力し、斜張橋のケーブルおよび主塔の損傷状況を撮影しました。
一般的には高所作業車を用いての目視調査や桁上からの望遠カメラによる撮影が行われていますが、調査できる高さには限界があり、撮影箇所にも限界があるのが現状です。
この調査ではUAVを用いてケーブル毎の損傷状況を一連の動画に収めることに成功しています。
このように建設現場におけるドローンの活用は、インフラ構造物の維持管理時代において非常に有効であると考えます。
当社は国土交通省より無人航空機の飛行に係る許可の承認を受けています。

・日本国内における、人 又は家屋の密集している地域(DID地域)の上空飛行・夜間飛行・目視外飛行・人また物件から30m未満での飛行が可能となります。
(天候や周囲の状況に応じ、人および物件の安全確保を優先します。)
映像サンプル
平成27年3月29日に開通した北海道横断自動車道 浦幌IC-白糠IC間を開通直前に空撮しました。
映像はそのダイジェスト版です。なお、サンプル映像のため画質を下げて掲載しております。
工事関係者様よりご依頼を受け開通前の本線上から、トンネルや橋梁をUAVにて空撮~編集したものです。
当社にて保有しているUAV(ドローン)の一部
調査や点検で活躍するやや小型のドローンや、安定性の高い大型のUAVを保有しています。
当社は万が一の事故に備え、賠償責任保険に加入しています。
また、保険の受付窓口業務も行っておりますのでお気軽にご相談ください。